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日本新記録(サンタ磯研会員横山氏)

  • infodekaban
  • 4月4日
  • 読了時間: 2分


当時、サンタ磯釣研究会の会員であった横山氏が日本新記録の口白石鯛を釣ったときのことを紹介しようと思う。

ある日のことサンタ磯研会員の横山氏から米粒磯で口白イシダイを釣ったとの連絡があった。私はその報告に至極当然のことと納得した。 何故なら種子島で釣行で伊勢海老が石鯛の大好物であることは分かっていたので

潮岬の米粒磯に於いても釣れない訳がないと思っていた。


この日本新記録が釣れた一週間ほど前の昭和54年8月2日、私を含めた釣友と3人で、この米粒磯に登磯磯した折に伊勢海老をエサにしてのテストを行ってみた。

竿を出して間もなく、釣友一人の竿に早速アタリがあり、竿を起こした時、あろうことか穂先に糸が絡んだ状態だった。


イシダイはそんなことお構いなしに竿元まで曲がるほどの引きで、穂先はその衝撃で折れてしまっていたが、負けじと竿を起こす力と、イシダイが引く力で道糸が耐え切れずプツリと切れてしまった。


後日、口白石鯛が海面に浮いていたとの話もあって、残念だが釣友がバラした石鯛やも知れない。

逃がした魚は大きいとはまさにこのことだ。


私はやはり米粒磯には石鯛がいることを確認し、同時に伊勢海老が石鯛の大好物であることも再確認した。

仲間内で今回の話をしていたところ、横山氏も翌週の8月10日に米粒磯で伊勢海老でのテストをするために登磯した。

横山氏の話によると当日は潮流は上り潮で袋港へ向かって流れていて、40mぐらいでエサが落ち着いたそうだ。

アタリがあり、竿をあおると根掛かりかと思う様な状態で、とても一人では上げられるものではないと思い、同じ磯に居た仲間の力を借りて、どうにか引き上げることに成功したそうだ。


やはり噂通り米粒磯にはモンスター級のデカバンが存在するという証明だ。

 
 
 

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