潮を読む②
- infodekaban
- 3月19日
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和歌山県の串本に「コメツブ」と言う石鯛の大物が狙える超A級の磯がある。
1~2人しか上がれないほどの小さい磯であることから「米粒=コメツブ」という名が付いた。
そのコメツブであっても潮の流れがないのなら、それはただの海上の「岩」に過ぎない。
コメツブでは下り潮の状態が続けば超A級の磯となるが、上り潮になると下りのおよそ半分程度の釣果しか期待できなくなる。
この下り潮が速いときは150号のオモリをつけても仕掛けが落ち着かず、流されてしまう程の速さがある。 その他にも、種子島には登磯するのも危険極まりない「立ち瀬」と言う磯があり、その隣には「黒瀬」と言う磯もある。
どちらもデカバンが狙える超A級の磯であるが、これらも潮流がなければ前述のコメツブと同じである この潮の流れこそが、魚の捕食活動の活性化を促すものであり、またデカバンを狙うことや大漁を成し遂げるには最も重要な条件の一つとなる。
いかに正確な潮読みをして、然るべき磯に上がるかが、その日の勝負を分けるので腕の見せ所となる。
動画で今回述べた磯を紹介しているので参考までにご覧いただきたい。
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